JR貨物、31ftコンテナ導入促進の説明会
2025年5月12日、静岡県浜松市の浜松商工会議所およびJR貨物西浜松駅で開催された「31フィートコンテナ導入促進に向けた企業向け説明会」に参加いたしました。
製造業が盛んな浜松地区において、物流業界共通の課題であるトラックドライバー不足や、今後ますます求められるカーボンニュートラル対応への具体策として、
鉄道貨物輸送の活用促進が提案されました。特に注目すべきは、4月に西浜松駅に開設された「積替ステーション」によって、より柔軟かつ効率的な物流体制が整えられた点です。これにより、従来の大量輸送ニーズに加え、多品種・小ロット対応などにも柔軟に対応できる可能性が広がったと感じました。
当日は、JR貨物による鉄道輸送の最新動向の紹介に加え、中部運輸局による補助金制度の詳細な解説があり、鉄道利用に向けた具体的な導入支援策が明確に示されました。
また、西浜松駅構内にて行われた積み替え施設と31フィートコンテナの見学では、現場での運用実態や設備の工夫を間近で確認でき、大変有意義な機会となりました。
31フィートコンテナの特長である「大容量・効率性」は、今後の物流戦略において大きな可能性を持っていると実感しました。
今後、自社の輸送形態の中で鉄道貨物の活用をどのように組み込めるかを具体的に検討していきたいと考えています。
最後に、このような有意義な説明会を企画・開催されたJR貨物及び関係各位に深く感謝申し上げます。
LANkure